スタッフつれづれ日記
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春の郷土食、笹まき
Suzuki「笹まき」を見つけて迷わず連れ帰りました。もち米を笹の葉でくるんで熱湯でゆで上げる、山形の郷土料理です。地域によって三角形だったり円錐だったり、鶴岡では灰汁水を使ってゆでたり、少しずつ違いがあるそう。もち米を粒のまま使用する、灰汁水で煮る、というのは全国的にも珍しい調理法の郷土食なのだとか。昔は、雪深い地域ではひな祭りや端午の節句をひと月遅れで祝うことが多かったそうで、ひと月遅れのお祝いの頃には笹の葉が大きく育ち、笹まきを作るのにちょうどよい季節に。端午の節句には笹まきを作って各家庭で食べられてきたのだとか。雪国圏ならではの食文化が興味深いですね。きな粉砂糖をたっぷりつけていただきます。お餅とは違う、ごはんのつぶつぶ感がありつつもっちり食感の笹まき、春のうちにもう一回くらいどこかで遭遇できないかしらと思っています。
スタッフ雑記 | 2025.03.31 15:49