スタッフつれづれ日記
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秋の植物
Suzuki10月も岩手、福島、山形と東北各地に出かけておりまして。出先で綺麗に実った秋の植物を発見しました。…多分「コムラサキ」。実の大きさと間隔が少し違うだけの植物があり、実がやや大きくて実の間隔が広いものは「ムラサキシキブ(紫式部)」と呼ばれています。ムラサキシキブよりも実が小さいから「小さい紫」の意味で「コムラサキ」。紫式部の方は、『紫の実が敷くように実る』ことからもともとは「ムラサキシキミ(紫敷実)」と呼ばれていたものが、いつの頃からか源氏物語の作者・紫式部を連想させるため「紫式部」と呼ばれるようになった説がある…と何かで読みました。現在では紫色の実のものは「紫式部」、白い実のものは「白式部」と呼ばれています。小さくとも鮮やかな紫色の実が連なる様が不思議で、秋に見かけるのを楽しみにしている植物です。
スタッフ雑記 | 2024.10.28 14:37