活動のご報告
<EPO東北>みんなで語ろう!青森の環境教育ワークショップ
2014.12.25 15:47
環境教育の現場に携わる皆さまを対象に、お互いの活動を知り、課題を共有するワークショップを開催しました。「子どもたちの育成」という同じテーマに取り組んでいるものの、横の連携が生まれていない背景には、ステークホルダー同士が互いを理解する機会が少ないと感じて企画したものです。
日時:2014年12月13日(土)13:00~15:30
会場:リンクモア平安閣市民ホール 1階 会議室1
主催:EPO東北
共催:NPO法人青森県環境パートナーシップセンター
後援:青森県
会場:リンクモア平安閣市民ホール 1階 会議室1
主催:EPO東北
共催:NPO法人青森県環境パートナーシップセンター
後援:青森県
ファシリテーター:星野智子氏(一般社団法人環境パートナーシップ会議 事務局長)
■アイスブレイク「仲間作りゲーム」
さまざまな主体と連携を進めるために重要となる合意形成を、プチ体験をしてもらうのが「仲間作りゲーム」です。
ファシリテーターから、『「出身」別に4つのグループに分かれます』とお題が出されます。そして『グループは1)青森市、2)青森県、3)東北、4)東北外の4つです。さあ、皆さんで声をかけながらグループを作ってください』と号令が出されます。会場のどこに、どのグループが集まって欲しいと指示は出さず、参加者全員で声をかけあいながらグループにわかれます。
真っ先に手を挙げて「青森市ー!」と呼びかける人、呼びかけに応じて集まる人、メンバーが混在しているからもっと離れたところに集まるよう声をかける人、、、少しだけ人柄も見え隠れします。
今回は「所属別」「出身別」「好きな生き物別」「好きな麺類別」の4テーマで仲間作りゲームに挑戦してもらいました。はじめは恐る恐る、2回目以降は慣れてきて、3回目・4回目になると「やぁまた一緒のグループですね」という仲間もでき、「あなたはいつも少数派ですね」という方も現れ、大変盛り上がりました。
今回は「所属別」「出身別」「好きな生き物別」「好きな麺類別」の4テーマで仲間作りゲームに挑戦してもらいました。はじめは恐る恐る、2回目以降は慣れてきて、3回目・4回目になると「やぁまた一緒のグループですね」という仲間もでき、「あなたはいつも少数派ですね」という方も現れ、大変盛り上がりました。
■環境教育ワークショップ
ワークショップの一番の目的は、環境教育の現場で課題と感じていることを、関係者間で共有してもらうことでした。さまざまな立場の皆さまが集まることで、色々な視点の課題が出され、今後の活動のヒントや解決策が生まれることを期待して、席替え有りのグループワークで進めました。
最初のお題は「教えて!環境教育現場の悩みや課題アレコレ」です。運営資金、担い手の育成や連携、連携の調整役がいない、子ども達に伝わったかどうかを評価する指標がないなど、グループごとにさまざまな悩みと課題が出されました。
そして主な対象となる「子どもたちに伝えたいキーワード」を考えてもらい、課題解決のためにできることを議論しました。
そして主な対象となる「子どもたちに伝えたいキーワード」を考えてもらい、課題解決のためにできることを議論しました。
『環境教育を進めて行くためには「共感」する仲間作りが必要だから、そのために自分が伝えたいことを明確にし、相手の理解や参加を促す工夫が必要』
『地域に根差した教育をするために学校・行政・PTAが一緒になって進めて行く必要がある』
『行政やトップ(決断できる人)、との対話やPTAや地域の高齢者を巻き込む「もつけ」(津軽弁で人を引っ張るお調子者の意)が必要』
『地域に根差した教育をするために学校・行政・PTAが一緒になって進めて行く必要がある』
『行政やトップ(決断できる人)、との対話やPTAや地域の高齢者を巻き込む「もつけ」(津軽弁で人を引っ張るお調子者の意)が必要』
…など、青森らしい表現のアイディアが飛び出しました。首を傾げるファシリテーターやEPO東北スタッフをよそに、「なるほど!『もつけ』ね!」と青森県民の皆さまは納得の単語だったもよう。
短い時間ではありましたが、具体的な意見交換の場となり、有意義なワークショップとなりました。立場ごとによる考えの違いを実感する機会ともなったようで、「活動のヒントが得られました」「多くの意見を聞いて活動エネルギーを得ました」と嬉しい声も寄せられています。
ここからさらに一歩先へ進むために、「東北全域での共通課題について連携する交流の場を作ってほしい」など、EPO東北に対してもさまざまな意見を頂戴しました。これからも、皆さまの活動を応援する企画を考えていきたいと思います。
ここからさらに一歩先へ進むために、「東北全域での共通課題について連携する交流の場を作ってほしい」など、EPO東北に対してもさまざまな意見を頂戴しました。これからも、皆さまの活動を応援する企画を考えていきたいと思います。
(Report/Suzuki)