活動のご報告
<活動協力>GreenGift地球元気プログラム(岩手県)第1回「夏のひまわり!ひまわりから油をとるプロジェクトとホタル観察会 ~岩手県奥州市でひまわり畑の草取り&収穫体験~」/2017.7.29
2017.08.10 13:10
岩手県でのGreenGift元気プログラムが始まりました!
第1回プログラムは、夏のひまわり!ひまわりから油をとるプロジェクトとホタル観察会
~岩手県奥州市でひまわり畑の草取り&収穫体験~です。
第1回プログラムは、夏のひまわり!ひまわりから油をとるプロジェクトとホタル観察会
~岩手県奥州市でひまわり畑の草取り&収穫体験~です。
日時:2017年7月29日(土)
場所:胆沢トレーニング農場セミナーハウス
主催:マイムマイム奥州
共催:日本NPOセンター
協力:東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省
場所:胆沢トレーニング農場セミナーハウス
主催:マイムマイム奥州
共催:日本NPOセンター
協力:東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省
朝から雨が降ったり止んだりのあいにくの天候の中、会場の奥州市胆沢地区にある農場セミナーハウスにて開会式が行われました。まずは主催団体であるマイムマイム奥州から、団体が取り組む米を中心とした地域循環プロジェクトについてのお話がありました。「休耕田を耕し、その米を発酵・蒸留してエタノールを製造、そのエタノールを化粧品原料として販売したり、蒸留する際の米の粕を鶏のえさとして利用する循環の仕組みが主な内容です。」と説明がありました。
開会式が終わると、ひまわりを育てている「まやごや」へみんなで歩いて移動し、到着すると早速ひまわりの収穫開始です!
ひまわりは、今年マイムマイム奥州が新規で取り組む「鶏の鶏糞をまいた畑にひまわりを植え、このひまわりの種から食用油を取る!」というプロジェクトで育てられたものです。
観賞用と食用油を取るためのプロジェクト用の2種類のひまわりがあり、今回はプロジェクト用は観察していただき、観賞用を収穫してもらいました。
観賞用と食用油を取るためのプロジェクト用の2種類のひまわりがあり、今回はプロジェクト用は観察していただき、観賞用を収穫してもらいました。
まずは好きなひまわりを選んで、根っこごとすぽっと抜きます。好きな分を収穫したら茎を好きな長さにカット。カットしたものに好きなリボンを選び、結んで花束にします。
みんな楽しそうにひまわりを抜き、にこにこと花束にしていました!中には自分の背よりも高いひまわりを抜いていた女の子もいました。
みんな楽しそうにひまわりを抜き、にこにこと花束にしていました!中には自分の背よりも高いひまわりを抜いていた女の子もいました。
次は軽食として食べるご飯を炊くため、ぬか釜に火入れをします。この釜は南部鉄器のぬか釜を復活させようと特注したものだそう。この地域ではもみがらのことを「ぬか」と呼びます。ぬかを燃やして炊くことでふっくらとしたご飯が炊けると、説明があり火が点けられました。ここから炊き上がりまで40分ほど待ちます。
「さぁ!あけるよー!」と声がかかり、子ども達がぞろぞろと集まりいよいよ釜の蓋を開けます。開けた瞬間「わー!」と声が上がりました。炊き上がったご飯はふっくらつやつや。早速ご飯をよそいます。ご飯のお供はマイムマイム奥州が取り組む循環の輪の1つ、米の粕を餌として食べて山の中で平飼いで飼育された鶏の卵です。卵かけご飯でいただきます。子どもたちも、お父さんお母さんもものすごい勢いで食べており、「おいしい!」「生卵苦手だけどこれなら食べられる」と無添加、無農薬で育てられたお米と卵のおいしさに驚いていました。
ホタルは残念ながら天気の影響で見ることができませんでしたが、マイムマイム奥州からホタルについての説明がありました。ゲンジボタルとヘイケボタルの違い、水のきれいなところに生息しているという説明を子どもたちは熱心に聞いていました。
今回はひまわりの観察・収穫とぬか釜で炊いたご飯と卵をいただきました。ひまわり畑には鶏の糞を肥料としてまいて育てていたり、卵は米の粕を食べて飼育された鶏が産んでいたり、地域循環の輪の一部に触れ、学ぶことができたと思います。農業を通じて地域の中に捨てるものは1つもないという資源の大切が分かった1日になりました。
次回は9/9(土)です。同じ会場にて、稲刈り体験と刈り取った稲を乾燥させるための手法の一つ「ほんにょ」づくりを行います。次回も南部鉄器で炊いたお米とおいしい卵の軽食付き!奥州、盛岡近辺の方はぜひご参加ください。
http://mmoshu.net/eventform
http://mmoshu.net/eventform
※「GreenGift」地球元気プログラム…東京海上日動火災保険株式会社が、ご契約時にお客様に「ご契約のしおり(約款)」等をホームページで閲覧する方法を選択いただくことにより、削減した紙資源の使用量策減額の一部で環境保護活動をサポートするものです。2013年より各地域の環境NPOと協力して、主に子どもたちとそのご家族を対象とした環境保護に関する体験活動を行います。環境保護に関する体験活動を通じて、子どもたちが身近なところから環境について考えるきっかけを持つことによって、持続可能な社会が実現することを目指しています。
■参考URL:マイムマイム奥州(外部リンク)
■参考URL:Green Gift地球元気プログラム(外部リンク)
(report/Koizumi)