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活動のご報告

活動のご報告

<活動協力>GreenGift地球元気プログラム(秋田県)第1.2回「沼の宝石【じゅんさい】摘み取り体験」/2017.6.24・7.8

2017.08.07 11:00

秋田県でのGreen Gift地球元気プログラム(※1)が始まりました!2016年10月から2019年9月までの3年間実施される予定です。
今年度(※2)2回行われたプログラムは、秋田県三種町で開催された「沼の宝石【じゅんさい】摘み取り体験」です。
 
日程:2017年6月24日(土)、7月8日(土)
場所:里山志戸田農園、三種町役場山本総合支所
主催:一般社団法人あきた地球環境会議
共催:日本NPOセンター
協力:田舎ぐらし大学みたね、東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省
 
 
 

朝から晴天!日差しが強く蒸し暑く感じる中、集合場所である三種町役場山本総合支所の駐車場にて、参加者・スタッフが輪になり開会式を行いました。まず初めに、田舎ぐらし大学みたねの方から「秋田県の白神山地からくるきれいな水の中でじゅんさいは育っています。秋田県三種町が日本一の生産量を誇るじゅんさいですが、近年摘み手の減少や都市開発が進んだ影響で生産量も減っており、輸入品が増えてきています。じゅんさいは絶滅危惧種に指定される貴重な食材です。」とじゅんさいについての説明がありました。
 
ここからじゅんさい沼のある里山志戸田農園へ車で移動。
 
じゅんさい沼に到着して、担当者の方から船への乗り方、こぎ方、じゅんさいの摘み方のレクチャーがありました。沼の水深は約1メートルですが、小さな子どもたちは念のためライフジャケットを着て、親子でいよいよ船に乗り込みます。
乗る時は立ち上がらず中腰で慎重に。一本の棒を駆使して前進・後退、船を操ります!船は親子が背中合わせで乗るため、初めはなかなか思うような動きができず、「お母さん止まって~」と操縦に苦戦している姿もありましたが、皆さん沼に手を入れて次々とじゅんさいをGET!バケツにはどんどん収穫したじゅんさいがたまっておりました。
 
沼の中にはかえる、メダカ、たにしなどの多くの生き物が生息しており子どもたちはたくさんの生き物たちにも夢中になっていました。
収穫したじゅんさいは、その場で袋に入れてお持ち帰り。袋詰めする時に計量をしたのですが、中には1kgも収穫した親子がいて、周りからは「おぉ~」という歓声が上がっていました。
 
手摘み体験の後は、取れたてだからこそできる「じゅんさい鍋」に舌鼓。なかなか味わえない風味と食感に鍋の前にお代わりの方が列を作っていました。
 
参加者からは「地元ですが、じゅんさいの手摘みは初めての体験でした」「じゅんさいはきれいな水があるからこそ育つんだと初めて知りました」「たくさんの生き物がいて楽しかったです」などの声が聞こえてきました。秋田県の豊かな自然ときれいな水、そこに住むたくさんの生き物たちという自然環境があるからこそ美味しいじゅんさいができるということを学んでいただける1日になりました。
 

※1 Green Gift地球元気プログラム…東京海上日動火災保険株式会社が、ご契約時にお客様に「ご契約のしおり(約款)」等をホームページで閲覧する方法を選択いただくことにより、削減した紙資源の使用量策減額の一部で環境保護活動をサポートするものです。2013年より各地域の環境NPOと協力して、主に子どもたちとそのご家族を対象とした環境保護に関する体験活動を行います。環境保護に関する体験活動を通じて、子どもたちが身近なところから環境について考えるきっかけを持つことによって、持続可能な社会が実現することを目指しています。
※2 2016年10月~2017年9月
 
■参考URL:一般社団法人あきた地球環境会議(外部リンク)
■参考URL:Green Gift地球元気プログラム(外部リンク)
 
(report/Koizumi)