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活動のご報告

活動のご報告

<EPO東北>「中間支援組織交流会inひろしま」開催/2014.8.7

2014.08.07 00:00

EPO東北では、平成25年度に東北各県の中間支援組織の皆さんにご参加いただき、「中間支援組織交流会」を開催しました。交流会では、東日本大震災の復興における支援活動の課題や成果を整理してから、非常時に中間支援組織が担う役割などについて議論を行いました。
昨年度の議論の成果を東北内に留めることなく、全国で活かしていただくため、今年度の交流会は近年中に大規模地震の発生が懸念されている中国地方の中間支援組織の皆さんとの意見交換の場を設けることとなりました。

日時:2014年8月7日(木)13:00~17:00
場所:ひろしまNPOセンター大学連携室 会議室
参加者:東北地方と中国地方の中間支援組織の方々
主催:特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター、東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
共催:中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)
協力:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

内容:
(1)開会挨拶/特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター
(2)オリエンテーション
(3)東日本大震災のふりかえり
(4)事例紹介
①大久保朝江氏(NPO法人杜の伝言板ゆるる)
②畠山順子氏(NPO法人あきたパートナーシップ)
③齋藤和人氏(NPO法人山形の公益活動を応援する会アミル)
(5)ディスカッション
(6)総括
(7)閉会挨拶/環境省中国四国地方環境事務所

前半は、東北地方の中間支援組織の3名の方々に事例紹介をしていただきました。被害が大きかった宮城県で地元NPOの動きを発信し、寄付応援サイトを開設した話や、秋田県や山形県ではボランティア派遣支援や避難者受入支援、情報発信などを行ったという話を伺いました。東北地方の事例紹介を受けて、中国地方の参加者からは「中間支援に徹している活動が印象的であった」「必要とされる支援をマッチング・コーディネートするためには、被災地の方々の声を聞くことが大切だと感じた」などの感想が寄せられました。また、その後は中国から東北への質問形式を基本に、「震災前後のネットワークの変化」「被災地への職員派遣」「情報発信」などをテーマに平常時と非常時における中間支援組織の役割等について活発な意見交換が行われました。
後半は「“何かあった時のためにネットワークを作ろう”という目的の会議は形骸化する恐れがあると分かった」「外部の支援団体と地元NPOの関係性について参考になった」など、参加者とオブザーバーが意見交換からの学びや感想が発表されました。

また、局地的な豪雨により2014年8月20日未明に広島市内で発生した土砂災害において、ひろしまNPOセンターと東北地方の中間支援団体が、被災や支援状況に関して情報共有を行っています。EPO東北としても、犠牲になられた皆さまのご冥福をお祈りすると共に、被災された方々が一日も早く日常生活へ復帰できるよう、何かできることがあれば本交流会でできた関係者とのつながりを活かして協力していきたいと考えております。

(Report/Oyamada)