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活動のご報告

活動のご報告

【地域循環共生圏づくり事業】キックオフミーティングを開催しました(6/7)

2024.06.19 15:50

環境省「令和6年度地域循環共生圏づくり支援体制構築事業」

 本事業では地域にある課題を主体的に解決し続けられる地域、そうした地域づくりの活動を持続できる地域のことを「自立した地域」と呼び、全国各地に「自立した地域」をつくることを目指しています。また、各地域での地域循環共生圏づくり推進に向けて、『「自立した地域をつくる支援ができる主体=中間支援主体』を育成することを主目的としています。
 各地域で地域循環共生圏づくりを強力に推進するため、《活動団体;地域循環共生圏づくりに取り組む地方公共団体、民間団体又は協議会》と、活動団体に対して地域循環共生圏づくりの中間支援を行う《中間支援主体》を募集し、各地方環境事務所等が設置する審査委員会による審査の結果、令和6年度事業の参加団体26団体が選定されました。
 
 
【催事名】 地域循環共生圏づくり支援体制構築事業【東北地方】キックオフミーティング
【開催日】2024年6月7日(金)
【会場】:Humos5(ヒューモスファイブ)仙台駅前 貸会議室 大(Aホール)
【参加】 29名(会場 23名、オンライン参加 6名)
【主催】地域支援事務局(東北地方環境事務所、EPO東北)

 東北ブロック管内の参加団体同士の交流を通じて、活動におけるヒントや気づきを得ることを目的にキックオフミーティングを開催しました。
 
■東北地方の選定団体 3団体
参加団体①
テーマ:"豊かな自然と地域の宝を未来へつなぐ旅
Blue-Green-Sustainable Journey(ビー ジー サス・ジャーニー)
持続可能な観光プラットフォーム構築"
活動地域:岩手県釜石市
活動団体名:株式会社かまいしDMC
中間支援主体名:一般社団法人ゴジョる
 
参加団体②
テーマ:森と海を繋ぐ関係人口の創出と持続的な環境保全活動の推進
活動地域:宮城県石巻市牡鹿半島荻浜地区
活動団体:合同会社もものわ
中間支援主体:一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン
 
参加団体③
テーマ:雪室による地域産業のリブランディング
活動地域:山形県西川町
活動団体:ツキノワ合同会社
中間支援主体:西川町地域資源活用イノ
ベーション推進協議会
 
 
 
 
 参加団体の皆さんから活動計画や目指す“地域プラットフォーム”のイメージについて発表いただいた後、意見交換を行いました。参加者からは「地元の若い人を育てていくポテンシャルがすごくありそう」など活動の展開を期待する声や、「事業の持続可能性を目指して、具体的にどこを強化していくべきと考えているか」「中間支援機能を強化するために重視している点は何か」などの鋭い質問が寄せられました。
EPO東北は地域支援事務局として今後の活動を応援していきます。  
 

(Report/Suzuki)
 
【参考情報等】
■地域循環共生圏とは
 地域循環共生圏は各地域が持つ美しい自然景観や豊かな自然資源等を活用し環境・経済・社会が良くなるように循環することを目指す考え方で、地域でのSDGsの実践(ローカルSDGs)を目指すものです。2018年に4月に閣議決定された第5次環境基本計画で提唱されました。
 
■地域循環共生圏づくりの手引き
 「地域を元気にしたい」、「地域を持続可能にしたい」といった思いを持ち、地域づくりをしたいと考える人々に向けて、どのようなアクションをとっていくとよいか、ちょっとしたコツなどを取りまとめとめた冊子です。活動のノウハウをまとめた本編、アクションごとに活動ポイントを抽出した事例編で構成されています。