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活動のご報告

活動のご報告

令和5年 SH連携促進事業「気候危機時代を生き抜くサステナブル経営」(11/22開催)

2023.12.22 14:20

2023年夏、日本各地で40℃に迫る「災害級の暑さ」が続きました。記録的豪雨の観測や深刻な干ばつなど、気象災害の激甚化と頻度は年々増加しており、経済活動や消費者の動向にも大きな影響を及ぼしています。自治体や企業が気候変動対策に取り組むことは急務となっています。本フォーラムではサステナブル経営に関する背景や国際社会の動向、国内事例について学び、気候危機による災害リスクをどう捉えたらよいか、参加者の皆様と一緒に考えました。
 
「気候危機時代を生き抜くサステナブル経営」
【開催日】2023年11月22日(水)
【会場】せんだいメディアテーク 7F スタジオシアター
【参加】 35名
【主催】東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
【共催】ストップ温暖化センターみやぎ、NPO法人環境会議所東北
【後援】宮城県、七十七銀行、信金中央金庫東北支店
 
【内容】
■講演1『カーボンニュートラル時代の企業・地域のあり方~金融の視点から』
 吉高まり氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 フェロー(サステナビリティ))
 
■講演2『脱炭素で地域発展を目指す戦略の作り方』
 藤野純一氏(公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)サステナビリティ統合センタープログラムディレクター)
 
■話題提供『水産業×サステナビリティ 未来のために考えておくべきこと』
 長谷川琢也氏(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン Co-Founder SeaSO)  
 
■パネルディスカッション「持続可能な地域づくり」
 ファシリテーター:平田裕之氏(全国地球温暖化防止活動推進センター 事務局長)
 パネリスト:吉高まり氏
 藤野純一氏
 長谷川琢也氏
 井上直己氏(東北地方環境事務所 統括環境保全企画官)

基調講演ではESG金融に関する国際的な動向、国内の動向、地域の動向についてお話しいただき、各地の事例をご紹介いただきました。後半のパネルディスカッションでは、持続可能な地域づくりと題して4名に登壇いただき、コーディネーターや中間支援の重要性、地域の巻き込み方などについて、様々な意見やアイデアが出されました。
 
≪参加者の声(アンケートより抜粋)≫
・地域金融が重要だと認識出来ました。
・講演、パネルディスカッションとも、素晴らしかったです。とても参考になり、刺激を受けました。登壇者の皆様、ありがとうございました
・温暖化対策は我慢の世界というイメージだったが、経済を廻せる対策が必要というのは目からうろこでした。