東北の環境パートナーシップを応援します。

2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、地域置ける再生可能エネルギーの普及拡大、脱炭素に向けたイノベーションの創出、企業による脱炭素経営、ESG金融等を推進していくことが求められています。地方都市の中小企業にとっても、「脱炭素」は避けて通れない取り組みとなっており、地域の中小企業者が学ぶためのセミナーを開催いたしました。

 

 

あおもり中小企業のためのESG金融・脱炭素経営に関するセミナー＜青森市＞
【開催日】2022年10月28日（金）
【会場】青森県男女共同参画センター アピオあおもり イベントホール
【参加】55名

【主催】青森県、青森県地球温暖化防止活動推進センター、青森市地球温暖化防止活動推進センター
【共催】EPO東北
【後援】青森市、青森商工会議所、青森県商工会連合会

 

 

あおもり中小企業のためのESG金融・脱炭素経営に関するセミナー＜弘前市＞
【開催日】2023年1月17日（火）
【会場】弘前商工会議所会館大ホール
【参加】38名
【主催】青森県、青森県地球温暖化防止活動推進センター、青森市地球温暖化防止活動推進センター
【共催】EPO東北

【後援】弘前市、弘前商工会議所、青森県商工会連合会

 

 

各セミナーでは、基調講演①として、環境省からの脱炭素化に向けた企業の取組、金融機関との連携についての説明と補助金のご紹介、

基調講演②では、東北財務局より、金融行政・地域金融機関の取り組みを事例を交えてのご紹介、基調講演③では、金融機関より、金融機関として取組むESG・SDGsについて具体事例を交えてご紹介をいただきました。また各プログラムの最後には、それぞれの開催地域において脱炭素、SDGsに取り組む企業からの事例紹介をいただきました。終了後には、登壇者と参加者による、懇談・名刺交換の時間を設け、補助制度や活動の方向性について情報交換をされていました。

 

≪参加者の声（アンケートより抜粋）≫
■青森市
・ 国、金融機関、民間のそれぞれの視点からESG 金融・脱炭素にかかる取組みを理解できた。
・ 様々な制度のご紹介や事例のご紹介もいただきヒントが得られました。また、取引先企業に対する助言の際にも役立ちそうな情報も得られ、

　 有意義でした。

・ 顧客の獲得や、企業の発展等には、ESGやSDGsを取り入れた経営や商品が必要になることが、あらためて理解できました。
・ 中小企業への支援態勢も充実しているのが良くわかった。

・ 具体的な取り組み内容は非常に興味深く、今後、当社での取り組み参考になりました。

 

■弘前市
・ 気候変動に対する課題の多さに驚くと同時に、私達が取り組むべく問題の再認識をさせられた感じがした。
・ ESG 投資について、投資家、金融機関、企業の各立場からの見方がよくわかった。投資家の評価とESGの重要性はまだ紐づいていないことま

　 で、イメージができた。

・ 他地域での先進的な事例でしたが、青森県内の各市町村規模でも取り組んでいける活動もあるように感じた。
・ 地域の特色を踏まえた取り組みを行政、企業、地域金融機関、大学（高校）などステークホルダーと検討していければ良いと思いました。
・ 各地域それぞれに趣向をこらした事業を展開していることをはじめて知りました。サーキュラーエコノミー型社会への変換は特に興味深く

　 聞かせていただきました。

 

■青森会場の様子

 

■弘前会場の様子