活動のご報告
防災会議(8)体験を通じて防災や減災を啓発/2015.3.14
2015.03.23 17:45
2015年3月14日から18日にかけて宮城県仙台市で第3回国連防災世界会議が開催されました。東日本大震災の被災地である仙台市で開催することは、被災地の復興を世界に発信するとともに、防災に関する日本の経験と知見を国際社会と共有することが期待されています。
第3回国連防災世界会議についてはこちらをご覧ください。
第3回国連防災世界会議についてはこちらをご覧ください。
本会議開催に合わせて、仙台市内の多くの会場で一般向けのパブリックフォーラムが開催されます。数多くあるイベントにEPO東北スタッフも参加してきましたので、その模様をご報告いたします。
国連防災世界会議に合わせ、仙台市民の憩いの場である勾当台公園にて防災や震災について学ぶことができるイベント「せんだい防災のひろば」と世界各国の方々との交流や料理・文化を楽しめるイベント「国際交流ひろば」が開催されました。
催事名:せんだい防災のひろば・国際交流のひろば
主催:仙台市
日時:3月14日(土)・15日(日)
会場:勾当台公園
「せんだい防災のひろば」では、非常食の試食や地震体験・消防士体験コーナーなど、体験を通じて防災を学ぶことができる展示やステージイベントが数多くありました。
青葉消防所非常食試食コーナーでは、非常食(アルファ米)やあったか汁(青葉地区婦人防火クラブのメンバーが考案した炊き出し訓練の定番メニュー)、玉こんにゃく、豚汁が振る舞われていました。国連防災会議が開催されているため、多くの外国人が仙台に来ています。餅つき大会も開催され、子どもから外国の方までさまざまな方が楽しんで日本文化を体験していました。餅は保存食・非常食として利用されているとの説明があり、私には保存食の認識がなく、新たな発見となりました。
「国際交流のひろば」には、世界各国の味を楽しめるワールドキッチンや国際協力・復興支援の事例紹介などをしているJICAのブースがありました。東日本大震災の際、国内だけでなく、世界中の方々からの支援があったことがわかりました。
(Report/Nasuno)