活動のご報告
防災会議(2)壁面展示のパビリオン/2015.3.14
2015.03.19 16:05
2015年3月14日から18日にかけて宮城県仙台市で第3回国連防災世界会議が開催されました。東日本大震災の被災地である仙台市で開催することは、被災地の復興を世界に発信するとともに、防災に関する日本の経験と知見を国際社会と共有することが期待されています。
第3回国連防災世界会議についてはこちらをご覧ください。
第3回国連防災世界会議についてはこちらをご覧ください。
本会議開催に合わせて、仙台市内の多くの会場で一般向けのパブリックフォーラムが開催されます。数多くあるイベントにEPO東北スタッフも参加してきましたので、その模様をご報告いたします。
せんだいメディアテーク1Fには東北在住の若手クリエイターがデザイン等に携わったという大型の展示が登場しました。なんといっても目を引いたのは、高さ6メートル、幅40メートルの壁面展示です。津波により土砂や瓦礫の写真は床面の一部にまで及んでいました。また、タブレット端末を操作すると壁面に市町村ごとの犠牲者数などの被害状況が映し出され、目で見て震災や復興の状況が体感できます。津波で流され、瓦礫の中から見つかった時計など「被災物」の実物展示もありました。
催事名:東北防災・復興パビリオン
主 催:第3回国連防災会議仙台開催実行委員会
日 時:2015年3月14日(土)~18(水)10:00~20:00
会 場:せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア
主 催:第3回国連防災会議仙台開催実行委員会
日 時:2015年3月14日(土)~18(水)10:00~20:00
会 場:せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア
初日は会場内の特設ステージで石巻の雄勝法印神楽保存会が神楽を披露。国内外の支援への感謝と、故郷の復興への祈りの舞に、来場者は足を止めて見入っていました。
5F、6Fでは「世界の防災展」が同時開催され、国内外の諸団体約350団体が出展、防災活動や復興の取組を紹介しました。大学のブースもあり、岩手大学では「防災教育かるた」を展示、説明してくれた学生さんは、『予想以上に海外の方から良い反応をいただいて驚いている』と話していました。「かるた」は日本独特の文化なので、おもしろい試みとして目に移ったのやもしれませんね。
(Report/Suzuki)