活動のご報告
【みちのく薪びと祭り Stage2 in三瀬】開催しました(10/21-22)
2022.11.02 11:05
東日本大震災では再生可能エネルギーの利用が注目され、各地で薪ストーブの活躍事例が多く見られました。EPO東北では活動の活性化とネットワークづくりを目的に、東北各地で薪をテーマに活動する団体が相互交流を行う地域開催型交流会「みちのく薪びと祭り」を平成26年度から実施しています。
【開催日】2022年10月21日(金)、22日(土)
【会場】山形県鶴岡市 三瀬コミュニティセンター
【参加】58名
【主催】EPO東北
【協力】鶴岡市三瀬地区自治会
【話題提供】
①コロナ禍で変わった価値観とは?
鶴岡市三瀬地区自治会
石塚慶氏
①コロナ禍で変わった価値観とは?
鶴岡市三瀬地区自治会
石塚慶氏
②未来のビジョンをどう描く?
東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科
教授 三浦秀一氏
東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科
教授 三浦秀一氏
③次の担い手とどうつながる?
青森大学 社会学部教授
SDGs研究センター長 藤公晴氏
青森大学 社会学部教授
SDGs研究センター長 藤公晴氏
【エクスカーション(現場見学)】
①八森山風力発電
②ひゃくねん森
①八森山風力発電
②ひゃくねん森
当日は3名の話題提供者からお話を伺いました。また、フィッシュボウル形式(外側の円の人々が中心の円で行われている対話を眺め、適宜入れ替わり参加する、大勢でも対話ができる手法)や、3人1組のグループ形式で意見交換を実施しました。参加者が積極的に挙手・発言し、「他の団体の話を聞き驚きや発見があった」「地域と関われるような開かれた場が地域を活性化に導くのではないか」「若い世代は環境教育はたくさん受けるが自然を体験する機会は少ない」「今の若者が地域について主体的に学ぶことが未来につながる」などたくさんの意見が交わされました。
翌日のエクスカーションでは竹炭工房やスギ林、風力発電機を見学しました。丁寧に手入れされてきた「ひゃくねん森」では、森の散策、薪割体験、竹細工づくり、窯焼きピザ作りなど、森の素材を使った体験活動ができ、ログハウスは地域の皆さんの憩いの場になっています。また、八森山風力発電の建設時に造られた林道を地域の山の整備の際に活用するなどさまざまな主体との連携が行われています。参加者からは「再生可能エネルギーを地域でやる意義を多様な視点から見られた」と感想が寄せられました。
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