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【環境省】令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修 「尾瀬国立公園の湿地を活用した環境教育~発達段階に応じた尾瀬学習~」の開催について【開催日時:令和6年8月19日(月)9:30~17:00】

2024.07.17 09:05

環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、尾瀬国立公園における研修を令和6年8月19日(月)に開催します。
 
1.研修の目的
 環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和6年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修」を実施しています。
 研修の一つであるプログラム・デザイン・コース※1の一環として、ラムサール条約湿地※2である尾瀬国立公園※3において「発達段階に応じた尾瀬学習」をテーマに研修を実施します。
 本研修は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流・ネットワークの構築にもつながります。
 
※1 プログラム・デザイン・コースについて
 五感を使って体験し、多様な主体と共感を分かち合いながら体験活動を企画・実践するための視点や双方向型のコミュニケーションを習得することを目的とし、事業者が提供している「体験活動」や、取組に携わる方との交流のほか、得られた気づきを参加者同士で共有するためのグループワークを実施する研修です。
 
※2 ラムサール条約湿地を活用した環境教育の推進について
 特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(通称「ラムサール条約」)は、世界的に劣化と消失が著しい湿地の生態系の保全とワイズユース(賢明な利用)を推進することとしており、2022年に開催された第14回締約国会議(COP14)において「公教育部門における湿地教育」(決議 XIV.11)が採択され、特に学校教育における湿地の保全やワイズユースに関連する環境教育の主流化等が奨励されました。
 また、本年5月に変更された「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」(令和6年5月閣議決定)等においても、ラムサール条約湿地における環境教育を推進することとしています。
 
3 尾瀬国立公園について
 尾瀬国立公園の歴史は古く、昭和9(1934)年に日光国立公園の一部として指定されていましたが、平成19(2007)年に日光国立公園から尾瀬地域を分割し、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山など周辺地域を編入して、29番目の国立公園として指定されました。
 尾瀬の名は、国民的愛唱歌「夏の思い出」でも広く知られており、本州最大の高層湿原である尾瀬ヶ原、噴火によって只見川の源流部が堰き止められてできた尾瀬沼、これらを取り囲む至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山などの山々が織りなす美しい風景を特徴としています。
 また、尾瀬は過去に幾度も開発の危機にさらされていきましたが、多くの人々の努力によって今日でも貴重な自然が保たれており、日本の「自然保護の原点」とも呼ばれています。
 群馬県においては、学校での環境教育として、移動尾瀬自然教室(尾瀬学習)及び尾瀬ネイチャーラーニングの取組がなされています。
 
【参考】
既に発表済みの令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修については、以下のとおりです。
・令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について
(令和6年6月24日(月)報道発表)https://www.env.go.jp/press/press_03353.html
 
2.内容等(予定)
日  程:令和6年8月19日(月)9:30~17:00(予定)
集合時間:9:30(受付9:00~9:30)
集合場所:尾瀬ぷらり館(尾瀬ネイチャーセンター)
 〔住所〕群馬県利根郡片品村戸倉736-1
会  場:尾瀬国立公園 鳩待峠~尾瀬ヶ原
定  員:20名
講  師:松井孝夫氏(群馬県立尾瀬高等学校活性化委員会 専門委員)
     伊澤菜美子氏(尾瀬自然ガイド 東京パワーテクノロジー株式会社)
   
3.申込方法等
対  象:  環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方
       (学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等)
申込方法:  研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(20名)に達した場合は、募集を締め切ります。
参 加 費: 無料 (ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:  ①無料送迎バス(JR上毛高原駅前、JR沼田駅前の発着)
       ②マイカー利用(駐車場有料)
 
連絡先
環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
代表  03-3581-3351
直通  03-5521-8231
室長  井上 和也
室長補佐  長岡 千恵
係長  丹野 雄太
担当  池田 征広
 
→詳細はこちらからご覧ください(外部リンク)