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【農林水産省】環境負荷低減の取組の「見える化」の本格運用がスタートします!

2024.03.04 09:05

農林水産省は、本日から、新たなラベルデザインによる環境負荷低減の取組の「見える化」を本格運用しますので、お知らせします。
 
1.背景
農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、食料システム全体での環境負荷低減の取組や国民理解の醸成に向けて、環境負荷低減の取組の「見える化」を推進しています。
令和2年度から、有識者や業界関係者を交えた検討会において、農業者の栽培データから農産物の生産段階の温室効果ガス排出量を算定できる簡易算定シートの開発や、算定結果に基づく「見える化」の手法を検討するとともに、令和4年度からは、累計700箇所を超える店舗や飲食店等の協力を得て、温室効果ガス削減への貢献を星の数で表示する等級ラベル表示の実証販売を行ってきました。
加えて、令和5年度には、生物多様性保全の取組の「見える化」についても議論を行い、米については、今般の本格運用において、温室効果ガス削減に加えて生物多様性保全の取組の評価も表示できることとしています。
 
2.新たなラベルデザイン及びガイドラインの策定
「見える化」を本格的に進めていくに当たり、実証参加者からの意見等を踏まえ、新たなラベルデザインを決定しました。
また、農産物等にラベル表示を行うための基本的な考え方と、算定・表示の手順を整理した「農産物の環境負荷低減に関する評価・表示ガイドライン」を策定しました。
本日から、米、野菜、果樹、いも類など23品目(※)を対象に、新たなラベルデザインによる環境負荷低減の取組の「見える化」の運用を開始します。
※米、トマト、キュウリ、ミニトマト、なす、ほうれんそう、白ねぎ、たまねぎ、はくさい、ばれいしょ、かんしょ、キャベツ、レタス、だいこん、にんじん、アスパラガス、りんご、みかん、ぶどう、日本なし、もも、いちご、茶
なお、令和5年度実証の参加者が、実証で使用しているラベルを引き続き表示して販売することは差し支えありません。
 
3.「見える化」実証販売協力店舗が700箇所に到達
令和4年度から実証に協力いただいた店舗等は累計700箇所を超え、直近では、ワタミグループの全国230店舗の居酒屋等においてラベル表示した有機さつまいもを使った新メニューの提供や、株式会社イトーヨーカ堂の東京都内13店舗における新たな実証販売の開始など、多様な業態において「見える化」の取組が着実に広がりつつあります。
 
 
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