東北の環境パートナーシップを応援します。

お知らせ

お知らせ

【資源エネルギー庁】LNGの未来に向けて、安定供給や環境対応の取り組みを日本が主導

2023.12.18 09:05

火力発電に使用されるエネルギー資源のひとつである「LNG(液化天然ガス)」。LNGの安定供給を図るため、産出国と消費国が望ましい市場の姿を議論しようと2012年から毎年開催されているのが、「LNG産消会議」です。「エネこれ」でも毎回ご紹介していますが、2023年7月18日の「LNG産消会議2023」は、初めて、経済産業省と国際エネルギー機関(IEA)との共催として開催されました。背景には、LNG需要の高まりと共に、安定供給のためのルール整備や環境対応など、LNGに関する課題解決が喫緊のものとなっていることがあります。LNGのいまと課題、その解決のための取り組みを紹介します。
 
重要性が増す「LNG産消会議2023」、初の日本とIEAの共催で実施
IEAとの共催のきっかけは、2023年2月に開催されたIEA臨時閣僚会合でした。この会合で、日本から、ロシアのウクライナ侵略を契機に起こったガス危機は、欧州地域における短期的な危機にとどまらないものであること、同じような供給危機を起こさないためにも中長期的な議論が必要であることを提唱。IEA加盟国と天然ガス・LNGの生産国および消費国との対話の場を設けることを提案し、実施することとなったのです。また、今回のLNG産消会議は、岸田総理大臣からのビデオメッセージも放映され、この会議の持つ重要性があらためて内外に示されました。
 
今回の「LNG産消会議2023」には、日本を含む17カ国・地域とIEAから、欧州委員会(EC)のECエネルギー総局長などが、オフライン・オンラインのハイブリッド方式で参加。またカタール・オランダ・ポーランド・韓国・シンガポール・タイ・UAEの閣僚級、マレーシアの国営エネルギー企業であるペトロナス社CEO、IEAのビロル事務局長からビデオメッセージが発表されました。
 
 
→続きはこちらからご覧ください(外部リンク)