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【資源エネルギー庁】「COP28」開催直前!知っておくと理解が進む、「COP27」をおさらいしよう

2023.12.02 09:05

2023年11月30日から、世界の国々が気候変動の問題を話し合う「COP28」が開催されます。開催に先立って、「COP28」をより深く理解するために、近年の「COP」の流れをあらためて整理するとともに、2022年11月に開催された「COP27」では何が議論され、どのようなことが決まったのか振り返ってみましょう。
 
「パリ協定」が決定した「COP21」から「COP26」までのあゆみ
「COP」とは、国際条約を締結した国々が集まって話し合う「締約国会議」のこと。「気候変動枠組条約」に関するCOPでは、温室効果ガス(GHG)の排出を削減する方法や削減目標が議論されています。
 
2015年の「COP21」で採択されたのが、「パリ協定」です。「パリ協定」は、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする(1.5℃目標)」「そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、GHG排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる」ことを世界共通の長期目標として掲げ、途上国を含む全ての参加国に、排出削減の努力を求めています。締約国は「国が決定する貢献」(Nationally Determined Contribution、NDC)、つまり自国のGHG削減目標を定め、取り組みを進めています。
 
その後、COPで「パリ協定」に関する詳細なルールが話し合われてきました。「COP24」では、実施指針が決定(サイト内リンクを開く「温暖化対策の国際会議『COP24』で、『パリ協定』を実施するためのルールが決定」参照)。GHG排出削減量を「クレジット」として国際的に移転する「市場メカニズム」に関するルールは、「COP25」では合意に至りませんでしたが、「COP26」で引き続き議論され、詳細が決定(サイト内リンクを開く「あらためて振り返る、『COP26』(前編)~『COP』ってそもそもどんな会議?」参照)。これによって、「パリ協定」全体のルールブックが完成したのです。
 
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