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【秋田県】カーボンニュートラルへの挑戦!(関連情報をまとめてご案内)

2023.11.02 09:05

気象災害の激甚化など、地球温暖化による気候変動が私たちの暮らしに影響を及ぼす中、県では、地球温暖化を防止するため、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。
 
カーボンニュートラル社会を実現するためには、県民、事業者・団体、行政が一体となって、地球温暖化防止に向けた取り組みを進めていく必要があります。
 
安全・安心な暮らしを確保し、秋田の豊かで美しい自然や生態系を守るため、皆さん一緒に取り組みましょう。
 

 1 カーボンニュートラルとは?
二酸化炭素(CO2)やメタンなど、地表からの熱を大気中に閉じ込め、地球を温室のように温める効果があるガスのことを、「温室効果ガス」といいます。
 
温室効果ガスは、主に石油、石炭などの化石燃料を燃やすことによって排出され、電気を作る際にも、通常、大量の化石燃料が使用されます。そのため、日常生活において自動車(ガソリン車)や電気製品を使用することなども、多くの温室効果ガスを排出することにつながっています。
 
一方、森林などには、温室効果ガスを吸収する機能があります。
「カーボンニュートラル」とは、温室効果ガスの排出をできるだけ抑え、森林などで吸収する量を差し引き、排出量を実質ゼロにすることです。
 
 
2 地球温暖化による気候変動
秋田県における気温(年平均気温)の変化
これまでの変化として、県の年平均気温は、100年当たり(1883年から2020年まで)で約1.5度上昇しています。

これからの変化として、県の年平均気温は、20世紀末(1980年から1999年まで)から21世紀末(2076年から2095年まで)までの約100年間で、パリ協定(2020年以降における気候変動問題に関する国際的な枠組み)の目標が達成された場合は約1.4度、追加的な緩和策をとらなかった場合は約4.6度気温が上昇すると予測されています。

東北地方における雨の降り方の変化
これまでの変化として、バケツをひっくり返したような雨(1時間に30ミリメートル以上の雨)の回数が、約30年(1979年から2020年まで)で約1.9倍に増加しています。

これからの変化として、このような雨の回数は、20世紀末(1980年から1999年まで)から21世紀末(2076年から2095年まで)までの約100年間で、パリ協定の目標が達成された場合は約1.6倍、追加的な緩和策をとらなかった場合は約2.5倍に増加すると予測されています。

「2 地球温暖化による気候変動」に関する出典:秋田地方気象台・仙台管区気象台「秋田県の気候変動(令和4年2月)」(公表データを基に県が作成)
 
 
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