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【環境省:ecojin】代替食

2023.10.24 09:05

ポイント!
近年国内外で環境に配慮した食生活への関心が高まっており、食の生産・流通過程での温室効果ガス排出に配慮した食材として代替食が注目を集めています。食生活を楽しみながら、少しずつ見直してみてはどうでしょうか?
 
普段あまり意識されませんが、生産時や加工時にはビニールハウスなどの施設を稼働させたり機械を動かしたりし、また輸送時には車・船・飛行機を使うなど、食品の生産・加工・流通の過程ではさまざまな形でCO2が排出されています。また、合成肥料や農薬の生産、家畜のげっぷなども温室効果ガス増加の原因であると言われています。
 
商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を CO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組み(カーボンフットプリント)があり、食品のなかでも排出量が多いものと少ないものがあることが分かります。
特に肉や乳製品は他の食材に比べて温室効果ガス排出量が多くなっています。
こういった情報が広まるにつれ、温室効果ガス排出量の低い野菜を中心とした菜食や、輸送にかかる排出が抑えられる地産地消など、エコな食生活の選択肢が増えてきています。
 
食の選択肢のひとつであり、近年注目が集まっているのが代替食です。
代替食とは特定の食品に似せて別の素材で作られた食品のことで、例えば肉の代替食(代替肉)は大豆や小麦、エンドウマメなどを一度粉末にし、肉に似せて味付け・成形して作られています。
タンパク質が豊富でカロリー・脂質・コレステロールが少ないので、ヘルシー志向の食品として浸透しています。
冷凍食品や飲食店のメニューに採用されているほか、料理に使う食材の形でも販売されていて、徐々に存在感を強めつつあります。最近のものはさらに肉に近い食感・見た目になっていて、味もおいしくなってきているようですよ。
 
 
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