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12月15日、東京において、日・ジョージア外相会談に引続き、林芳正日本国外務大臣と、イリア・ダルチアシヴィリ・ジョージア外務大臣（H.E. Mr. Ilia DARCHIASHVILI, Minister of Foreign Affairs of Georgia）との間で、供与額5億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

 

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1、ジョージアは、国土の4割近くが森林であり、急峻な地形と消防車の多くが旧式のものであることから、十分な消火活動ができないという問題を抱えています。ジョージア南西部のコルキスの雨林・湿地群は、貴重な生物多様性が保たれ、ユネスコの自然遺産に登録されていますが、近年、気候変動の影響から、森林火災が急激に増えています。また、山岳地帯には、冬期の積雪により道路が何週間にも亘り封鎖されることが珍しくない場所があり、これらのような脆弱な防災環境への対応が喫緊の課題となっています。

 

2、この協力は、ジョージア政府に対し、日本企業製品の消防車（はしご車（30メートル）及び水槽付きポンプ車（4,000リットル水槽））を供与するものです。

 

3、この協力により、ジョージアの社会サービスの質及び災害対応能力の改善が図られ、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。

 

（参考）ジョージア基礎データ
ジョージアは、面積6.97万平方キロメートル（日本の約5分の1）、人口400万人（2022年、国連人口基金）、人口1人当たり国民総所得（GNI）4,740米ドル（2021年、世界銀行）。

 

関連リンク
ODA（政府開発援助）
国際協力局 国別開発協力第二課

 

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