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お知らせ

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【経済産業省】「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ(WG)」を設置します

2022.12.14 10:53

経済産業省は、企業によるサステナビリティ関連データの正確かつ効率的な収集及び戦略的活用を促進し、企業価値創造に向けた経営・事業改革に繋げるための課題の整理や方策を検討するため、「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ(WG)」を設置します。
 
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1.趣旨・背景
気候変動や人権など、多様なサステナビリティ課題が顕在化・複雑化する中、企業は、サステナビリティを経営の中核に置き、経営の強靱性・持続可能性を高めようとする取組を推進しています。
また、投資家サイドにおいても、特に長期アクティブ投資家は、企業価値の持続可能性を評価するにあたり財務情報に加えて、サステナビリティ情報を一層重視しています。さらに、投資家から企業に対するサステナビリティ情報の開示要請の高まりを受け、各国・地域において、サステナビリティ情報の開示に関する基準の整備などが進展しています。
こうした中、企業によるサステナビリティ関連データの正確かつ効率的な収集及び戦略的活用を促進し、長期的かつ持続可能な企業価値創造に向けた経営・事業改革に繋げるための課題の整理やその方策を検討するため、非財務情報の開示指針研究会の下部に、「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ」を新たに設置します。
(※)「サステナビリティ関連データ」とは、企業が開示や経営管理等を行うために社内やグループ会社等から収集したサステナビリティに関する事実や数値等(例:各工場等から収集するGHG排出量の生データ)であり、「サステナビリティ情報」とは、主に開示等のために、サステナビリティに関する事実や数値等を加工したもの(例:グループとしてのGHG排出量の5か年の推移や業界平均との比較等に加え、その評価・分析等の定性情報を含むものであり、主に統合報告書等で開示することを目的にしたもの)になります。
 
2.委員等
別紙(「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ(WG)の設置について」)のとおりです。
 
3.スケジュール等
第1回は12月13日(火曜日)に開催します。その後、月1回程度のペースで検討を行い、まずは、来春を目途として中間整理を行い、サステナビリティ関連データの収集・活用等に関する課題の洗い出し・整理を行う予定です。
その上で、国内外での先進的な取組等を参考にしつつ、各課題に対する方策について検討を行う予定です。
なお、委員による率直かつ自由な意見交換を確保するため、本ワーキング・グループは非公開としますが、事務局作成資料及び議事概要を会議後に公表する予定です。
 
 
 
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担当
経済産業政策局企業会計室長 長宗
担当者: 小松、出山
電話:03-3501-1511(内線 2545)
03-3501-1570(直通)
03-3501-1087(FAX)