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6月連続セミナー「森林火災と地球温暖化―燃える森から地球の未来を守れるか」(全3回、参加費 無料)

2022.05.27 09:15

近年、世界各地で大規模な森林火災が多発しています。2019年から20年にかけて、オーストラリアで日本の
国土の半分に相当する面積が焼失したのをはじめ、ブラジルのアマゾン、インドネシア、ロシア、北米、アフリカなど
で発生した森林火災は未曾有の規模となり、森林だけでなく農産物、気候、大気そして地域住民の生活と生物多様性への
大きな影響が懸念されています。
 
森林火災の背景には地球温暖化による乾燥・干ばつがあるといわれ、一方では森林火災により熱帯や北極圏の
泥炭地が燃えることで、森林が温室効果ガスの巨大な排出源となることも懸念されています。
森林火災は地球温暖化の結果であると同時に原因となり、気候変動がますます深刻化する恐れがあります。
この連続セミナーでは、インドネシアとオーストラリア、国内の研究者やNGOから、現地の森林火災の状況、
原因と対策についてお話しいただき、パーム油や紙など森林コモディティの消費国である日本からできることは何か、
考えていきたいと思います。
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●第1回 6月3日(金)17時~19時
「インドネシアの森林火災―原因と気候変動緩和策としての対策」
 講師:バンバン・ヘロ・サハルジョ氏(ボゴール農業大学林学科教授)
【お申込み】Zoomウェビナー事前登録リンク: https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ksjb1860QKqOTma9Xw7w9A
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
 
●第2回 6月9日(木)17時~19時
「オーストラリアの気候変動による火災―森林と生物多様性への影響、原因と対策」
 講師:デイビッド・リンデンバーグ氏(オーストラリア国立大学)
 
●第3回 6月第3週(調整中)
「世界の森林火災と気候変動―原因と対策」
 講師:串田圭司氏(日本大学生物資源科学部)
 
 
【講師紹介】
第1回:バンバン・ヘロ・サハルジョ氏(ボゴール農業大学林学科教授)
インドネシアの森林火災専門家。パーム油産業を中心とした企業による違法な土地開発を防止する活動に取り組む。
違法開発をした企業に対する刑事裁判の証拠を作成し、2000年以降500件以上の事件で鑑定人を務めた。それにより
嫌がらせ、脅迫、法的措置、殺害予告などに直面し、パーム油業界から数十億円の訴訟の対象となったが、
2018年に取り下げられた。2019年にインドネシアで科学的研究の過程で個人的リスクを負う研究者に贈られる
Sense About Science John Maddox賞を受賞。
 
【主催】
一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
 
【協力(予定)】
プランテーション・ウォッチ(国際環境NGO FoE Japan、サラワク・キャンペーン委員会、熱帯林行動
ネットワーク、メコン・ウォッチ、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部)、
ウータン・森と生活を考える会
 
【参加費】
無料
 
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【お問い合せ先】
地球・人間環境フォーラム(飯沼)
Mail: event@gef.or.jp TEL: 03-5825-9735
(テレワーク中につき極力メールにてお問い合わせください)